緋色の愛 二十六


エイコ いくら愛しあってる恋人同士でも
あうたびに同じような調子で
漫然とセックスを続けていたら
そのうち互いに飽きてしまうかもしれない

だからエイコ たまには変わったセックスをしよう
いつものような正常位ではなく
今夜は君がぼくの上にまたがって
女が上になった 馬乗りの体位を楽しもうよ

そういってぼくは君をそそのかし
君をぼくの腹の上にまたがらせて
ぼくのペニスを上からあそこにくわえ込み
君がセックスをリードするようけしかけた

君はぼくの腹の上でためらっていたけど
そのうち勃起したペニスを右手で掴むと
それを自分のお尻の底に持っていって
ぬれそぼったあそこの中に入れた

両手をついてぼくの上にのしかかると
君のお尻はぼくの腹の上に落ちてきて
ぼくのペニスは君のあそこにはまり込んだ
ぴったりと肉と肉とが結びついた

君は最初は はずかしげそうに
そのうちにだんだんと 大きく腰を上下させる
下から見上げる君の顔は 欲望におののいている
小さな胸も大きく膨らみ ゆらゆらと揺れている

ぼくも君の腰の動きにこたえて
君の中心にむかってペニスを突き上げる
君はいよいよ ガマンできなくなって
小さなうめき声をあげながら ぼくの上に崩れ落ちる




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作者:愛の詩人とその恋人
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