緋色の愛 十八


エイコ ぼくは君と性交をするとき
自分が君の中で射精することで
性の開放感にひたれる喜びはもちろん
それ以上に君の恍惚とした表情を見るのがすきだ
君がぼくの腕に抱かれて
ぼくのペニスをヴァギナに迎え入れ
ぼくが射精するのと同時に君もアクメに達する
そしてほっとしたようにため息をもらすとき
ぼくの喜びは最高になるから
ぼくは君にもセックスの 喜びを分かちあって欲しい

エイコ ぼくは君と性交をするとき
ただ射精することだけが目的だったら
簡単な前戯で君のヴァギナがぬれた頃に
勃起したペニスをそこに入れてピストン運動を繰り返し
はたして君もいったのかどうか
確かめる余裕もなく射精してしまうだろう
でもそれでは君は喜ばないかもしれない
ぼくだけが行って 君は取り残されるかもしれない
そんは性交は味気ない営みになるから
ぼくは君にもセックスの 喜びを分かちあって欲しい

エイコ ぼくは君と性交をするとき
君を喜ばすためいろんな工夫をする
前の日に自分の手で射精しておけば
君との性交の間 ぼくのペニスはそれだけ長く立っていられる
前戯は入念に たっぷりと 時間をかけて
ぼくは君の体のあらゆるところを愛撫し続ける
それによって君の快感が頂点に近づいたころ
ぼくは君と合体して二人そろって頂点を迎える
ぼくはそんなセックスを目指しているんだ
ぼくは君にもセックスの 喜びを分かちあって欲しい

エイコ ぼくは君と性交をするとき
自分自身が快楽に埋没するだけでなく
その快楽を君にも共有して欲しいんだ
ぼくは君にもセックスの 喜びを分かちあって欲しい




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作者:愛の詩人とその恋人
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