愛のときめき 二


エイコ つらい仕事の合間にこうして
ふたりでお昼を食べるのは楽しい
小さなテーブルに向かいあって
それぞれに違うメニューを注文するけど
それはお互いの皿に箸を出し合って
二人分のおいしさを味わうため

エイコ つらい仕事の合間にこうして
ふたりでおしゃべりをするのは楽しい
小さなテーブルに向かい合うと
君の顔はひまわりのように明るく
君の白いブラウスの胸元には
愛らしい陶器のペンダントが光ってる

君は涼しげな眼でぼくの顔を見つめながら
鶯のような可愛い声で話し続ける
君は頭がよくてしっかりものだから
話すことも話す言葉も魅力的だよ
ぼくはそんな君の話し声に
うっとりとしながら聞きほれるんだ

エイコ つらい仕事の合間にこうして
ふたりで時を過ごすのは楽しい
ほんのひとときに過ぎないけれど
そこには宇宙全体の時が流れてる
エイコ ぼくにはそんな気がするんだ
できたらずっとこのままでいたい




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作者:愛の詩人とその恋人
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