生きる喜び 八


あなたがすごく欲しくなったの
だからわたしをやさしく抱いて
でもすぐに入ろうとあせらないで
時間をかけて愛撫して

耳やうなじは感じるけれど
おっぱいや乳首は感じないの
子どもにさんざんしゃぶられてるうち
性的興奮を感じなくなったの

おへそも少しは感じるけれど
それは出べそのせいかしら
わきの下やおなかの横は
感じるというよりくすぐったいわ

おしりの谷間も感じるわ
あそこと肛門に挟まれたところ
そこをあなたの指で押されると
とてもいい気持ちになるの

一番感じるところはクリトリス
やさしくなでるとぴょこんと出るでしょ
そこをあなたの舌でなめてもらうと
すごく素敵な気持ちになるわ

二枚の花びらや膣の中は
触られてもあまり感じない
でも二本の指でかき回されると
あやしい気分をかきたてられる

膣の上のほうを指で押してもらうと
クリトリスの根元まで感じるわ
この感じがいちばんいいわ
指だけでいってしまいそう

あなたがすごく欲しくなったの
だからわたしをやさしく抱いて
ああこの感じがとてもすてき
もういつでも入ってきていいわ




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作者:愛の詩人とその恋人
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