女と男 十一


エイコ 君が始めて裸の姿で
ぼくの目の前に立ったとき
ぼくはすっかり目がくらんで
君のおへそまで気がつかなかったよ

君は女神のように輝いていて
全身からオーラがさしていたよ
ぼくはそのオーラに一撃を喰らって
頭の中が真っ白になったんだ

こじんまりと膨らんだ君のおっぱい
ほおずきの風船玉のような乳首
そしておなかの下のほうで
ふさふさと生え広がった豊かな毛

ほっそりしたウェストを強調するように
大きなヒップが美しいラインを描いている
そのヒップからは形のよい両脚が
カモシカの脚のようにのびている

ぼくは心をときめかせながら
君に背中も見せて欲しいとせがんだ
君がくるりと身を翻して後ろ向きになると
そこには形のよいお尻がはちきれていた

だからぼくは君のおへそまでは
そのときには気がつかなかったけれど
こうしてじっと眺めてみると
君のいうとおりデベソかもしれないね

でもデベソだっていいじゃないか
ちょこんと頭を出したところが可愛いよ
ぼくの手でつまんでみたら
はずかしそうにはずんで逃げたよ

ぼくは君のデベソに耳をあてる
すると君のデベソの奥のほうから
なんともいえないいい音が聞こえる
それは君の命の音なんだね

エイコ 君が始めて裸の姿で
ぼくの目の前に立ったとき
ぼくはすっかり目がくらんで
君のデベソまで見えなかったよ




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作者:愛の詩人とその恋人
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