緋色の愛 五


あなたにそそのかされるままに
あなたのおなかの上にまたがったけれど
なにか不自然なことをしてるみたいで
恥ずかしさでいっぱいだわ

第一わたしのお尻の重みで
あなたのおなかがつぶれやしないかと
それが心配でたまらないわ
あなたは小鳥のように華奢なんだもの

でもお尻の辺りであなたのペニスが
しきりに動いてわたしを誘うので
わたしもそのうちに恥ずかしさを忘れて
だんだんとあそこが燃えてきたわ

うしろ手にわたしのお尻の下にいる
あなたのペニスを掴んでみましょう
それをわたしのあそこにあてがい
わたしの中に入れてみましょう

ああ 何ともいえないいい気分
わたしの中であなたのペニスがうごめいてる
このままの姿勢でずっといたい気分だけど
自然と腰を動かしたくなったわ

わたしが上下左右に腰を動かすと
あなたもそれに合せて腰を動かす
あなたが進めばわたしは引っ込み
わたしが進めばばあなたは突き上げる

そのうち互いの腰の動きも入り乱れて
わたしの息遣いも乱れてきたわ
ああ もうガマンできない気分
わたしはもう失神しそうなの

あなたにそそのかされるままに
あなたのおなかの上にまたがったけれど
全身に痺れが走って持ちこたえられない
おなたのおなかの上に崩れてしまう







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作者:愛の詩人とその恋人
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