愛のときめき 五


エイコ 君の体つきは
少年のように華奢だね
すらっと伸びた細身の胴体からは
長い手が伸びて虹を掴み
カモシカのような足で
草原を疾走するんだね

ほんとに君は少年みたいだ
身は引き締まってすばしこく
女らしいふくらみはないけれど
それを帳消しにする魅力がある
君が足早に歩くところは
野生の動物を見るようだ

でも君にも一箇所だけ
女らしい部分がある
それは君のお尻のところ
あるいは腰というべきかもしれない
横から見ると目立たないけれど
縦からみるとずいぶん大きい

君の細いウェストにつながる
大きなヒップが魅力的だ
それが君をとっても
女らしく感じさせる
お尻の肉も引き締まっていて
さわやかな色気があふれている

そんな君を抱きしめると
華奢な上半身はぼくの胸に埋まり
ぼくは君があまりにも細いので
まるで小さな女の子を抱いてる感じだ
そして君を抱きしめるぼくの胸には
君の胸の命の鼓動が伝わってくる

エイコ 君の体つきは
少年のように華奢だね
すらっと伸びた細身の胴体からは
長い手が伸びて虹を掴み
カモシカのような足で
草原を疾走するんだね




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作者:愛の詩人とその恋人
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