緋色の愛 十


わたしって淫乱なのかしら
朝でもしたくなるの
だってそばで寝ているあなたの
ペニスがそそり立っているのですもの

昨日の晩はよかったわ
これまでになく興奮したわ
あなたの燃えるように熱いペニスが
わたしを狂気の喜びに導いてくれた

だから一晩中その余熱のために
体中がいつまでもほてりつづけて
ほとんど寝れなかったのよ
あなたは健やかな顔して寝てたのに

ときおりあなたの上に覆いかぶさって
あなたのペニスを銜えようとしたけど
あなたのペニスはしぼんだまま
あなた自身も死んだようだったわ

ところが次第に夜があけて
あたりが明るくなってくるとともに
あなたのペニスも元気を取り戻して
上向きにそそり立ったのだわ

するとわたしの欲情が燃え上がり
赤く熟したわたしのヴァギナに
あなたのペニスを入れたくなったの
もうこれ以上我慢してられないの

だからお願い 抱いてちょうだい
きつく きつく こわれてもいいから
しっかりとわたしを抱きしめて
わたしの中に入ってきて欲しいの

わたしって淫乱なのかしら
朝でもしたくなるの
だってそばで寝ているあなたの
ペニスがそそり立っているのですもの




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作者:愛の詩人とその恋人
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