ウェストミンスター寺院
Westminster Abbey….Called Place of Worship House of Kings. Originally built by the last Anglo-Saxon king in the 11th century.The present building was constructed in the 13th century to the 15th century.

ウェストミンスター寺院は王室の寺として特別な意義をもつ存在である。ウィリアム征服王以来、稀有の例外を除いて、歴代の英国王はみなここで戴冠式を行い、死後はここに葬られた。また、王族や偉大な人物もここに葬られる名誉を担った。

現在の建物は、十三世紀の中ごろヘンリー三世によって建てられ始めたものである。当時は偉大な教会建築の時代であった。フランスのアミアンやシャルトルの聖堂、ケルンの大伽藍はこの時代に相次いで建てられたのである。いづれも天を突かんとするかの如きゴシックの精神を体現している。

現在は開かれた教会として、一般のキリスト教徒も礼拝を許されている。日誌の記事にあるとおり、わたくしたちもその場に居合わす機会があったのだが、キリスト教徒でないわたくしたちには、そのありがたみは、残念ながら実感できなかった。







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