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  塚田のキャベツ畑(23×30cm アルシュ 2002年1月)

私の住んでいる東武野田線の塚田駅周辺は、船橋の市街地の北の外れで、宅地の合間に所々畑が残っている。船橋は大消費地たる東京の近郊とあって、野菜の栽培が盛んなのである。その種類を見るに、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどが多く栽培されているようだ。

船橋は昭和四十年代以降急速に市街化し、野田線沿線も塚田辺りまで市中心部に連坦する市街地になった。少年時代に乗った野田線の二両繋ぎの列車は船橋駅を出ると見渡すばかり畑の中を進んでいったものだが、今では沿線は市街地が続く。それでもなお、畑の残されている所は多い。私が住んでいる町も昭和五十年代に農地を区画整理して生まれた所であるが、一歩町内を外れると田園の面影を残す光景があちこちに見られる。

これは、塚田と馬込沢の中間、東武線の線路沿いにあるキャベツ畑を描いたものだ。キャベツは連作がきくそうで、畑は一年中フル回転で作物を育んでいる。 遠景に見える家は、この畑を耕す人々が住むものだろう。畑と庭の間に通行のための出入口がついている。