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陶淵明:飲酒二十首 |
・ 陶淵明:飲酒二十首 序 ・ 衰榮無定在(陶淵明:飮酒其一) ・ 道喪向千載(陶淵明:飲酒其三) ・ 栖栖失群鳥(陶淵明:飲酒其四) ・ 結廬在人境 (陶淵明:飲酒其五) ・ 秋菊有佳色 (陶淵明:飲酒其七) ・ 青松在東園 (陶淵明:飲酒其八) ・ 顏生稱爲仁(陶淵明:飲酒其十一) ・ 有客常同止(陶淵明:飲酒其十三) ・ 故人賞我趣(陶淵明:飲酒其十四) ・ 貧居乏人工(陶淵明:飲酒其十五) ・ 少年罕人事(陶淵明:飲酒其十六) ・ 幽蘭生前庭(陶淵明:飲酒其十七) 陶淵明といえば、田園や隠逸、反俗といったイメージとともに、酒のイメージが欠かせない。酒を歌った中国の詩人としては、李太白と並んで双璧となすべきだろう。 陶淵明には、飲酒と題した一連の詩20篇のほかに、折に触れて酒を歌ったものが多い。己自身のために書いた挽歌の中でも、死ぬるにあたって一つだけ心残りなのは、生前十分に酒を飲むことが出来なかったことだとも、いってもいる。 飲酒二十首は、書かれた時期について諸説あるが、恐らく一気呵成に書いたものというよりは、折に触れて書き溜めたものを、ある時期に、一連のつながりあるものとして、序文を付してまとめたのであろう。 飲酒と題してはいるが、酒のことばかりを歌っているわけでもなく、酒に事寄せて己の感懐を歌ったものが多い。 |
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作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2007 |